愛犬のストレスを手軽に解消したい、そんな時に使えるアイテムが犬用のおもちゃです。噛んだり振り回したり、ロープの引っ張り合いをしたり、遊ぶ時間を作ることで日常のストレスを解消していくことができます。そんなおもちゃを与える際に、意識しておきたいことがおもちゃで遊ぶ時間です。
与えてみて愛犬が気に入った様子であれば、ずっと遊ばせ続けてあげたいと考える人もいるでしょう。しかし、安全に遊ばせるためには、おもちゃを離す時間を作っておくことがおすすめです。
ずっとおもちゃを与えた状態にしていれば、おもちゃが壊れても気づくことができません。壊れた状態のおもちゃでそのまま遊び続けると、破損個所から破片が落ちて、そのまま飲み込んでしまう可能性も生まれます。小さな破片であれば、便として排出されることもあるでしょう。
しかし、破片の素材や大きさによっては、消化器障害を引き起こしたり、場合によっては命に関わる状態となってしまうこともあるものです。そんな誤飲を防ぐためには、定期的におもちゃを回収し、破損していないかを確認しておくと良いでしょう。もし、おもちゃの破片が見つからない状態になっているのであれば、早めに動物病院に行くことがおすすめです。場合によっては手術となることもありますが、嘔吐を促す注射などで対処できることも多いものです。
ただ、おもちゃを与えた後、片付けることなくずっと自由にさせていると、犬はそのおもちゃに執着をして取り上げられることを嫌がる状態となることがあります。必要な時におもちゃの状態をチェックできるようにしたいのであれば、与えた後に支持をすればおもちゃを口から離すことができるようにしつけをしておくと良いでしょう。
必要に応じておもちゃを返して貰えるようにしておけば、取り上げられたくない一心でおもちゃを強く噛み、破損させてしまうリスクを軽減することができます。壊れにくいおもちゃであっても、一定時間遊んだら返してもらう習慣をつけておくと良いでしょう。