愛犬とお泊りをする際の注意点とは
増えてきているのが、愛犬とお泊りができる旅館やホテルです。ペットも宿泊可能な宿を選べば、旅行中にペットを預かってくれるペットホテルを探す必要もなくなります。さらに、愛犬にも非日常体験をさせてあげられるというメリットも生まれます。ただ、そんなペットと泊まれる宿を利用する前には、愛犬の躾をしておくことが大切です。
ペットと泊まれる宿であっても、決められたマナーを守る必要があります。ところかまわず粗相をしたり、周りの部屋にも聞こえる程の声で鳴き続けたりすれば、宿に迷惑をかけてしまうことになります。こうした状態を避けるためには、日頃からしっかりと躾をしておくこと、そしてお出かけに慣れさせておくことが有効です。
お出かけに慣れていない犬の場合、見知らぬ場所に行くだけで興奮状態となってしまうことがあります。普段は粗相もしないしっかりとした犬でも、興奮状態になれば思いがけない場所でおしっこなどをすることがあるものです。こうした状況を避けるためには、いきなり旅行に連れていくのではなく、遠出を何度か経験させるなど、家や普段の散歩コース以外の場所に行っても落ち着いて行動ができるように訓練をしておくことがおすすめです。
充分に準備をしていたとしても、宿で愛犬が粗相をしてしまうということは珍しくありません。トイレ以外の場所で粗相をした場合は、後始末をするだけでなく、宿の人にも伝えておくことが大切です。クリーニングや消臭など適切な措置をしておいて貰えば、次に宿泊をする人に対し迷惑をかける心配もないでしょう。
さらに、愛犬が快適に旅行を楽しむためには、日常と変わらない生活ができる工夫をしておくことも有効です。慣れない環境に行くと、緊張をして食事などもできなくなる犬というのは珍しくありません。旅先で愛犬が元気をなくさないようにしたい、楽しく過ごして欲しいと考えるのであれば、普段から与えているフードやおやつを持って行くと良いでしょう。